本会創立の趣旨
日本光画会は社団法人日本写真協会加盟の非営利の写真団体であります。
同様の加盟団体では国画会写真部等があります。
日本写真界の現状については常に世界的な関心が高まっております事は周知のとおりでありますが、時流の先端を進む写真作家はとかく中央に集中しがちであり、地方の優れた文化、伝承、風俗などを記録し続ける人達は、その作品を発表する場がなく、また写真に関わる芸術的理論や研究の場も地方に於いてはまだまだ充分とは申せません。それに伴う写真技術の方も専門の指導者が無いままに主にカメラ雑誌をはじめ出版物に頼るあまり、単なるものまねになり、没個性の作品となりつつある傾向にあります。
本会は以上の点に留意し地方の写真作家の発掘と写真技術の向上を図ろうという趣旨のもとにした、いわば勉強会的性格をもった写真団体です。
日本光画会について
日本光画会は、写真家の故高橋正舟先生が関西の有力プロ・アマ写真家の要請を受け、昭和40年に高知県、和歌山県、三重県、岡山県等のプロ写真家及びアマチュア写真家を結集して発足し、翌昭和41年に「第1回光画会写真展」を阪急さくらギャラリーにて開催。
その後、順次支部の創設を行い各地で「光展」巡回展を実施。
平成 4年 文部大臣奨励賞 拝受
平成 9年 大阪市立美術館に於いて関西本展を開催
平成 17年 文部科学大臣奨励賞に代わり文部科学大臣賞 拝受
平成 29年 東京都美術館にて第52回「光展」関東本展、開催決定
令和 3年 福島市文化センターに於いて東北展を開催
会員・会友・写友について(会則からの抜粋)
1.会員(無鑑査)
会員は定められた会費を収めなければならない。
会員は本会の中核である。常に研究を深め、意欲的な作品を発表し、会の維持発展に努めなければならない。
会員は原則として公募展終了後、写歴、人格等を考慮し理事会全員の承認により決定する。
2.会友(無鑑査)
会友は定められた会費を収めなければならない。
会友は会員候補として会の運営に協力し写真技術の向上に努めるとともに後進の指導研鑽にあたるものとする。
会友は一般公募出品者のうちから優秀な作品を連続出品した者を理事会の承認を得て決定する。
3.写友
本会の趣旨に賛同せる者及び支部会員を写友とする。
写友は本会の開催する研究会、撮影会等に自由に参加することができる。
又、会員・会友から技術指導を受けることができる。
日本光画会の組織
事務局
〒538-0032 大阪市鶴見区安田4丁目4−14
Tel・Fax 06-4304-4355
・会長
仙頭 健司
・副会長
上野 能宏
・理事
河野 敏行 木下 小百合 坂本 義明 大杉 芳郎 田中 理房
・名誉会長
水上 進
・顧問
萩原 保雄
高橋 礼子
・名誉会員
原田 利昭(山口) 福井 憲男(東京) 山脇 勉(高知)
・支部長
(中国支部)坂井 譲 (高知支部)北村 健三
(徳島支部)近藤 正憲 (関西支部)水本 博子
(中部支部)櫻木 茂男 (東京支部)神足 郁子
(埼玉支部)蛭間 和夫 (東北支部)伏見 重良